新作レビュー｜オンクラウドサーファーネクスト旧モデルとの違い・特徴・アップデートポイントは？ On CLOUDSURFER NEXT

今シーズン用のシューズを探しているランナーの方へ、新作シューズの特徴・違い・評判等をまとめてみました。

最新モデルの購入にあたって、充分に検討し、納得して購入したいですよね。
自分の脚に合うシューズ、もしくは履いてみたい魅力的なシューズ探しにお役立てください。

今回は、メーカーのOn（オン）が「初心者でもスイスイ走れる！」とＰＲしている新作ランニングシューズ『クラウドサーファーネクスト（Cloudsurfer Next）』を見ていきます。

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クラウドサーファーネクスト｜万人向けスタビリティートレーニングシューズ化へ【ジョグ・LSD用】

新作『クラウドサーファーネクスト』が７月に発売されました。

今回発売された新作は、アッパーもソールも変更され、ミッドソールの形状も変わり、フルモデルチェンジと言えるほど、旧モデルのクラウドサーファーとは別物のシューズになりました。

新作は前作に比べて、On特有のフカフカなクッショニングは少しだけ薄くなり、ミッドソールの剛性が増して安定性が増したスタビリティーシューズとなっています。

そういう意味では、アシックスゲルカヤノやミズノウェーブライダーのような、適度なクッショニングに反発性と安定性があって、幅広いランナー向けのデイリートレーニングシューズになったようです。

ミッドソールの「CloudTec Phase」はアップデートされ、On特有の穴の位置と形状が変更され、ふかふかな柔らかさの特徴を保ちつつ、ロッカー形状との相乗効果でより前への推進力向上が図られています。

アウトソールのラバーデザインも変更され、グリップ力の向上と耐久性の強化が図られ、またアッパーはウーブンメッシュに変更され、前作のニット調の素材に比べて、よりパフォーマンス性の高い素材が採用されている。

前モデルからのアップデートは以下のポイントです。

クッション性と軽快なライド感が特徴の「CloudTec Phase」をアップデートしたことに加え、前足部の特徴的なロッカー形状もアップデートされ、前方へ押し出す力がさらにアップされている。

ミッドソールの柔らかさが特徴だった前作に比べると、新作のソールはしっかりとした剛性感があって、いい意味でグラつきが無くなったように感じます。

ドロップは新作が6mm（前作は10mm）と小さくなったが、ロッカー形状の変更により、前に進む推進力の向上が図られているそうです。

アッパーは「軽量ウーブンメッシュと」なり、前作の柔らかめのニット調の素材から、しっかりとした包み込み感のあるパフォーマンス性の高い素材となっています。

シュータンとシューホールもまったく違うデザインになっています。
アッパー素材も変わったので、シューレースの締め具合や履きごごち面で好みがやや分かれそうな感じですね。また、細かいところですがプルタブも無くなっています。

ラバー部分が拡大され、溝の深いデザインとなり、前作よりグリップ力の向上が図られている。
前足部の張り出して貼られているラバーが、すり減りやすいエッジ部分をカバーしているのは、例えば足の外側で着地されるランナーには嬉しいところですよね。

しかしその分、広く厚くなったラバーで重量増となってしまったようですが、耐久性とトレードオフのところなので致し方ないかもしれません。

On（オン）公式HPレビューや先行試走ランナーのコメントを要約しています。

・前作クラウドサーファーとはまったく別物。
・重量が増し、旧モデルの軽量感は無くなった。
・グラつきがなくなり、初中級者でも安心して履ける、安定性が高くなった。
・ジョグ用やインターバル走等の低中速レベルのトレーニングで使えそう。

多くのコメントは、旧モデルとまったく違う履き心地になった、となっています。

また、５色のカラー（発売時は３色）がありますが、もし普段使いも兼用なら（もしくはランニング練習で履きつぶした後）、ブラックかグレッシャーの色が好まれているようです。

シューズの色は個人の好みになりますが、私もブラックがカッコイイなぁと試し履きしてみて思いました。

クラウドサーファーネクストの価格は、税込18,700円。
On（オン）のシューズの中では比較的安めの価格設定なので、初めてOn（オン）を履くランナーにもおすすめ。

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※記事中の写真はOn.com公式HPより引用