宮崎日南海岸シーサイドドライブ～ゴール後のご褒美～

行って良かった宮崎日南の見所を紹介します～初めて宮崎を訪れる方へ～
旅ラン夫婦の私たちが訪れてみて良かった”おすすめの観光スポット”を紹介します。

宮崎には県北の高千穂峡や霧島えびの高原などの見どころも多いのですが、南国宮崎らしいトロピカルな日南海岸を南下するドライブルートを選んで行ってきました。
旅ランの参考にどうぞ。

シーサイドドライブコース

AOTAIあおしまたいへいようマラソン完走後の翌日から実際にこのコースでドライブをして来ましたので、日程的にもこのままのプランで宮崎らしい南国の景色と代表的な観光ポイントを押さえた旅を満喫できると思います。

【ドライブコース】
◆宿泊先＝＞宮崎神宮＝＞青島＝＞堀切峠から道の駅フェニックス＝＞富土のトトロ＝＞鵜戸神宮＝＞飫肥城跡＝＞古澤醸造＝＞港の駅めいつ＝＞都井岬
◆距離（宮崎市街から都井岬）：約95km
◆所要時間：自動車で片道３時間＋観光と休憩時間等
（早朝出発なら日帰り可。出来れば１泊２日でゆっくりしたい）

朝は少し早めに宿を出て、朝の宮崎神宮へ向かいます。

①宮崎神宮で凛とした空気に触れよう

初代天皇の神武天皇を祀る神社。参詣者用駐車場は昨日のAOTAIあおしまたいへいようマラソン折返し地点のロータリーを左に曲がった先の信号の所にあります。

神武天皇というと「古事記」「日本書紀」によれば、この日向の国ひゅうがのくに（いまの宮崎県です）から東征に出発した地です。2000年以上も前ですから神話のような世界ですが、この宮崎神宮は本当に古代からの息吹を感じられる厳かな雰囲気があります。特に人が少ない早朝は、凛とした空気感も相まって、なんか心が清まる感じがするのが不思議。

②青島と鬼の洗濯岩を歩く

37km過ぎの最後の折返し地点となるトロピカルロード青島入り口から、弥生橋を渡ったところにある青島。島全体がパワースポットで、島の中央に位置する青島神社は縁結びにご利益があると人気です。
駐車場は無料駐車場があるのですが、それを知らない多くの観光客は国道沿いの民間有料駐車場に停めてしまう。もったいので駅周辺にけっこうある無料駐車場に停めましょう。

③堀切峠を越えて道の駅フェニックスへ

青島から国道220号線を南下して5分ほどで「堀切峠、道の駅フェニックス」の標識を左の旧道へ。
堀切峠に小さな駐車場と展望ポイントがあるが、少し先の道の駅フェニックスの展望台からの眺めも同じように良くて大きな駐車場もあるので道の駅フェニックスまで進みます。

展望デッキからは太平洋が一望でき、鬼の洗濯板も眼下に広がる絶景ポイントだ。
おやつに「宮崎マンゴーソフトクリームと日向夏ソフトクリーム」が人気なので景色を見ながら休憩がおすすめです。

④富土のトトロ

個人が手作りで製作されたトトロがめちゃ素敵です。その作られたきっかけも素敵で、トトロが大好きなお母さんへプレゼントするために娘さんが一生懸命つくられたとの事。
場所は会社事務所の敷地なのでご近所も含めてご迷惑ならないようにそっと鑑賞してくださいね。

⑤鵜戸神宮

宮崎の観光スポット中でもおそらく一番映えると有名な鵜戸神宮。
1500年以上前に創建されたと伝わる鵜戸神宮は、日向灘に面した断崖の中腹の岩窟内に本殿が建てられているとても珍しい神社。縁結び、夫婦円満、安産、育児、海上安全などのパワースポットとしても有名です。

旅ラン夫婦としては大事な”夫婦円満のパワスポ”なのでマストで訪れました＾＾
ちなみに旅ラン嫁は高校の修学旅行で来たことがあるそうで「＊0年振りだ～ 懐かしい～～　でもあんまり覚えてな～い」とのたまっておりましたwww

神宮の周りは奇岩が連なる景勝地。
亀岩と呼ばれる奇岩の上のしめ縄の中の四角い窪みに「運玉」という素焼きの玉を投げ入れたら願いが叶うそうで、多くの参詣客が崖の上から投げ込んでいます。
ぜひ願いを込めて挑戦してみてください。

⑥飫肥城下町で飫肥天を味わう

飫肥藩伊東氏5万1千石の城下町として栄えた飫肥の城下町には、武家屋敷を象徴する門構え、風情ある石垣が残り、また商人町通りには樽を店頭に置いた商家や、軒先に番傘を飾った商家が軒を連ね、町を流れる堀割には清流が流れていて、昔の江戸時代を彷彿とさせる町並みが残っています。

もし時間があれば、城下町と飫肥城址の散策をおすすめします。
そして、散策のおやつに飫肥の天ぷらの「飫肥天」がおすすめです。

飫肥の天ぷら「飫肥天」とは、宮崎県日南市飫肥地区の郷土料理で、飫肥藩時代から伝わる数百年の歴史がある独特の天ぷらです。名前は天ぷらですが、白身魚のすり身の揚げかまぼこになります。

飫肥城下町は全国区で有名ではないけれど、江戸の雰囲気がとても良く残っていてノスタルジックでとっても素敵です！
名が知れて人気観光地になる前にこんどはゆっくり時間を取って再訪したいところだと思いました。

⑦日南焼酎「古澤醸造」

宮崎の焼酎と言えば、大手の霧島酒造さんや雲海酒造さんが全国的に有名ですが、実は古くからの城下町である日南市飫肥から港町油津には小さな焼酎蔵が10社ほどひしめいていて、知る人ぞ知る隠れた焼酎処なのです。

その中で、宮崎県内で創業当時から土蔵造りの醸造蔵で昔ながらの焼酎造りをされている古澤醸造さんは日南市大堂津の住宅街にあります。事前に連絡すれば蔵の見学が出来る場合もあるので見学希望の場合は電話等できいてみましょう。

古澤醸造さんの記事はこちらへ ➩

⑧港の駅めいつ

お昼ご飯は、日南最大の漁港があり、カツオや伊勢海老などの海鮮が美味しい「港の駅めいつ」で頂きましょう。
「港の駅めいつ」のランチの記事はこちらへ ➩

なお、もし数量限定のカツオ一本釣炙り重や伊勢海老定食を狙うのであれば、今までの観光の順番をいくつか飛ばして、港の駅めいつに午前11時前くらいに到着するようにして、ランチ後にまず都井岬まで行き、都井岬からの帰りに逆の順番で観光しながら宮崎に戻るようにしましょう。そうしないと目当てのものが売切れて食べられないこともあります。

⑨都井岬

宮崎観光で昔から有名な都井岬。かつて新婚旅行のメッカとしてたくさんの新婚さんが訪れました。日本でここだけの御崎馬みさきうま（国の天然記念物）と呼ばれる野生馬の生息スポットがあります。

岬に向かう日南フェニックスロードを進んでいくと、草原のどこかでその野生馬をみる事ができます。運が良ければ、青い海をバックに緑の草原の中の野生馬の写真を撮れます。

道路の終点の岬の先端まで行くと、日本で16しかない登れる灯台の都井岬灯台があります。
ここは是非、灯台にも登りましょう。

岬での休憩やトイレは、新しくできた都井岬観光交流会館PAKARAPAKARAが綺麗なのでおすすめ。
珈琲などの軽食やオリジナルのお土産も売ってます。

自生するフェニックス、青い海と空、緑の草原に野生馬、その昔に東洋のハワイと言われ、新婚旅行ブームになったのが分かる気がします。
今は訪れる新婚旅行客もいなくなって、静かな岬にはのんびりとした時間が流れていました。
癒しのスポットとして都井岬はおすすめです！

なお、都井岬の駐車場はどこも無料ですが、岬への道路の入口に御崎馬保護協力金の料金所があります（400円：2022年時）。

ちなみに、このドライブコースで日帰りではなくもう少しゆっくり見てまわりたい場合は、１日目は⑤鵜戸神宮の先の日南市にある北郷温泉郷の温泉宿で１泊して、飫肥城下町散策や日南焼酎蔵を巡るプランを足すとさらに楽しいので、もしお休みが取れたら１泊２日で満喫して楽しんできてくださいね。

今回の旅ランで立ち寄ったランチ 日南一本釣りカツオ炙り重「港の駅 めいつ」

宮崎県日南市はカツオの一本釣りの水揚げが日本一なんです！
その新鮮なカツオを炭火で炙って食べる日南市公認ご当地グルメ第一号の「日南一本釣りカツオ炙り重」を頂きました！

刺身でももちろん旨い一本釣りのカツオを、2種類の漬けカツオにして七輪の炭火で炙ってご飯にのせて頂きます。旨い！旨いですよこれは！

しかも、カツオのカツ、あら炊き、あら汁とカツオ尽くしを堪能でき、最後の〆は炙りカツオをのせたご飯に熱々の出汁をかけた炙りカツオ出汁茶漬けにして楽しめます。

いや～、これは旨すぎ！旨すぎです！本当におすすめ！
ごちそうさまでした。

以上、楽しい宮崎の”旅ラン”の参考になれば嬉しいです。
”AOTAIあおしまたいへいようマラソン” の時に旅ランを楽しんできてください