食べてみて美味しかった秋田名物にB級グルメ、そしてスイーツを紹介します。秋田は北国で寒いからなのか味付けがしっかりしている名物が多かったです。スイーツでは「生グソ」が美味しかった!暑い夏にはおすすめですよ~。
男鹿しょっつる焼きそば「きりん亭」
”秋田伝統調味料のしょっつる”で味付けした焼きそばで、麺はわかめと昆布が練り込まれた特性麺で、見た目はほんのりとわかめと昆布色で、食べると磯の香りがしてきて、これに風味豊かなしょっつる餡が絡んできて、思わず「旨い!」と言ってしまいました。しっかりとしたしょっつる味はマラソン後にぴったりの味で美味しかったです。
麺はこんがりと焼かれていて香ばしく、それでいて”もちっ”とした食感で美味しく、えび・ほたて・いか・たこ等の海鮮の具材もたっぷりです。味変用にレモンと辛味ソース、さらに濃いしょっつる味を楽しみたい方用に”しょっつるスプレー”が付いています。
ちなみに”しょっつる”とは、秋田の県魚で男鹿名物のハタハタと天日塩だけで作った魚醤という秋田特産の伝統あるお醤油のことです。
男鹿しょっつる焼きそばは、「しょっつる・わかめと昆布を練り込んだ麺・肉を使わない」と言うルールのもとで、男鹿の各店がそれぞれ工夫を凝らした、各店オリジナルの男鹿しょっつる焼きそばをメニュー化していますので、各店の食べ比べをしてみるのも楽しいかもしれません。
みそちゃんぽん「ラーメンショップチャイナタウン」
熱々の味噌餡がたっぷりの秋田名物みそちゃんぽん!
少し甘い味噌のとろとろスープに具が沢山、麺は太麺でモチモチとしていて旨く、とっても食べ応えがありました。
いかぎょうざは刻んだイカの具でコリコリさっぱりした味。こちらもおすすめです。
どんぶりから溢れんばかりのスープに太麺のみそちゃんぽん。これで普通盛です!
卓上に置いてある辛味ラージャンを入れて辛味噌味に味変しても楽しめます。
みそちゃんぽんの他に、塩ちゃんぽん、しょうゆちゃんぽんがあり、地元客はこれに半チャーハンを付けて食べている方も。
寒~い秋田の冬に、ふうふうと熱いみそちゃんぽんを啜ると温ったまるんだろうなぁ、と真夏の秋田で食べてみました^^
美味しかったです!ごちそうさまでした。
生グソ「広栄堂」
最初に聞いたときは??でした。「生グソ」とは、生グレープフルーツを使ったかき氷にソフトクリームが乗ったかき氷の略で、秋田広栄堂の夏の定番名物かき氷のことです。
メニューを見ると、値段が600円と安価だったのでなんっちゃてシロップだろうと思っていましたが、なんと、本物の生グレープフルーツの果肉がゴロッと入ったフレッシュなソースで驚きました。さらに”どんっ”と大きなソフトソフトクリームがかき氷の上に鎮座しています。
ちょっと心配になるほど”コスパ良すぎ”じゃないですか!
まず、巨大なかき氷を器からこぼさないように慎重に食べすすめます。爽やかな酸味と果実で作られたやさしい甘味で旨い!旨い!です。
そして、ソフトクリームのミルキーな甘味とかき氷を交互に食べ進め、ペロッと完食してしまいました。いや~美味しかった~!ごちそうさまでした。
生グソの他に、男鹿産ブルーベリーと五城目産のラズベリーを使った生ミックスベリーや、生キウイなども美味しそうでした。
都内なら1500円くらい取られそうなクオリティとボリューム! 土日は行列必至の人気店。
「氷」ののぼりに、生グソあります(笑)
もろそふ「道の駅オガーレ」
もろそふとは、地元の男鹿諸井醸造のもろみしょう油を使ったソフトクリーム。道の駅男鹿オガーレ名物のテイクアウト限定品です。
見た目はポスターほどしょうゆ色していなく、普通のソフトクリームっぽいです。でも口に含むと甘さとバニラ風味の後からほんのりとお醤油のしょっぱさを感じて、甘じょっぱい味がいい感じでした。似た味で表現するなら”きな粉”の味のように感じました。
なお、道の駅オガーレには男鹿のお土産がたくさん置いてあるので是非立ち寄ってみてください。
諸井醸造は男鹿が地元で90年の歴史を持つ、本物のしょっつるを作っている醸造メーカーさん。
きりん亭で食べた男鹿しょっつる焼きそばについていたのは諸井醸造のしょっつるスプレーだったのを後から知りました。
諸井醸造さんのHPにある、しょっつるを10年間も熟成させた本数限定の「しょっつる十年熟仙」はどんな味なんだろう?味わってみたいです
石焼き鍋
男鹿の漁師飯として伝わる郷土料理で、木桶に魚介や野菜をたっぷりと入れ、そこに真っ赤になった800度の焼き石を”ドボン”と投入して一気に沸騰させる豪快な料理です。
味付けは秋田味噌に秋田銘酒大平山を加えてコクと甘みを出したスープがベース。最後にネギを投入したところに焼き石を入れてネギに押し当てて香ばしさを加えていくと、ボコボコと煮立った桶から旨みたっぷりの香りが拡がります。これは旨いに決まってますよね!
私たちは男鹿温泉のホテルで頂きましたが、お店なら入道崎のお食事処や秋田市内の郷土料理店でも食べることが出来ます。
きりたんぽ鍋
秋田名物と言ったらきりたんぽと言うくらい超有名ですが、実は秋田の県北の大舘・鹿角が発祥の郷土料理です。今回の日本海メロンマラソンでは食べなかったのですが、私たちが何度も通っているきりたんぽ専門のお店が大舘にあるのでご紹介しておきます。その店は初夏から初秋までお休みなので、もし、晩秋から春先に大舘に行く機会があったら食べてみてください。絶品ですよ!
メロンマラソンの旅ランでランチに立ち寄った「里山のカフェににぎ」さん
なまはげ館を訪れた後、田んぼの中の一本道の脇に見つけた看板「里山のカフェににぎ」。えっ!こんなところにカフェ?と思いました。
看板の横の細い道に入っていくと古民家が現れ、ガラス戸と網戸の横にちょこんとお店の看板とOpenの文字が見えました。
車を停めて”ここから入っていいのかなぁ~”と迷いつつガラス戸から店内を覗いていると「いらっしゃいませ」とご主人がにこやかに迎え入れてくれました。
ご主人は「今日はもう誰も来ないと思うからどこでも好きなところにどうぞ」との事で、奥の座敷でまったりとランチを食べさせて頂きました。
ランチメニューは一種類のみで、エスニックなチリコンカンに玄米と麦のライス、自宅等で収穫された野菜に自家製ピクルスが良いアクセント。辛味は中央の赤いトウガラシでセルフ調整。とっても美味しいプレートスタイルのランチでした。
ドリンク付きで1600円~
コーヒーのお茶うけが”秋田もろこし”
ドリンクは他に、チャイや黒豆茶、自家製スイーツなども選べる。
ごちそうさまでした。
今回は飛び込みで運良く食べられましたが、事前に電話で確認をおすすめします。
秋田は初めてでしたが景色も良くて伝統文化も学べ、美味しいご当地グルメもたくさんありました。
ぜひ、ゆっくりして旅ランを楽しんできてくださいね^^
秋田の主なマラソン大会
- 田沢湖マラソン
- 日本海メロンマラソン
- 山田敬蔵記念ロードレース
- よこてシティハーフマラソン
- きみまち二ツ井マラソン
以上、楽しい秋田男鹿の旅ランの参考になれば嬉しいです。
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