今シーズン用のシューズを探しているランナーの方へ、新作シューズの特徴・違い・評判等をまとめてみました。
最新モデルの購入にあたって、充分に検討し、納得して購入したいと思います。
自分の脚に合うシューズ、もしくは履いてみたい魅力的なシューズ探しにお役立てください。
今回は、ナイキの新作シューズ「ペガサス プラス」を見ていきましょう。
ナイキ ペガサス プラス｜軽量・高反発のテンポアップシューズ
ナイキペガサスシリーズの最新作「ペガサス プラス」が８月に発売されました。
先々代までのペガサスターボは、軽量で柔らかく、テンポ走などのスピード練習用に人気がありました。しかし、先代のペガサスターボネクストネイチャーでは、硬めになったソールにちょっと違和感を感じたのです。
そこで、新作「ペガサス プラス」はどんな出来になったのかとても気になります。
早速、ナイキ直営店で試してきましたので、履き心地などをレポートしたいと思います。
新作「ペガサス プラス」の特徴
新作「ペガサス プラス」は、ミッドソールに高反発の超軽量ZoomXフォームをフルレングスで搭載。アルファフライ等のナイキレーシングモデルと同じフォームは、高レベルのエネルギーリターンを発揮。
アッパーは薄手のエンジニアードフライニットがシームレスな履き心地とフィット感を提供。大きめの網目は通気性と軽量化を図っています。
履き心地は、柔らかくて反発を貰えそうな、先々代までのペガサスターボの感触が戻ってきた感じです。
アップデートポイント
- アッパーに、エンジニアードフライニットを採用。大きめの通気孔を配し、シューズの軽量化と通気性の向上を実現。
- アッパー中央部に補強バンドを配し、足をしっかりと固定。
- フルレングスのZoomXフォームをミッドソールに搭載。これまでのターボシリーズの中で最高の反発力を提供。
- 耐摩耗性の高いラバーで、高いトラクションを発揮する新デザインのワッフルベースのアウトソールを搭載。
新旧シューズ比較
＜ミッドソール＞
旧モデルのミッドソールは前面のみZoomXフォームを搭載し、２つのフォームを組み合わせていたが、新作「ペガサス プラス」はフルレングスでZoomXフォームを搭載。
ナイキ最軽量かつ最も反発性に優れたZoomXフォームで、とても柔らかく、着地時の衝撃を吸収してくれるとともに、高い反発力を得られます。
新作は、前足部に同じZoomXフォームを搭載する「ペガサス41」よりも、同じフォームなの？と言うくらい柔らかく感じます。
思わず、ペガサスプラスのアウトソールを親指で押してみましたが、ホントに柔らかく凹みました！
この前足部は、いい意味で薄くなった感じがして、接地感と反発の反応が早い感じがしました。
ヒール部分にはペガサスの翼のマークが！
＜アッパー＞
新デザインの、エンジニアード フライニットアッパーは網目が工夫され、大きく取られた通気孔で、シューズの軽量化と通気性の向上を実現。
またサポート性を高めるため、アッパーの中足部に補強パーツ裏地を配している。
シュータンの端からアウトソールには、ターボシリーズから引き継がれたレーシングストライプが伸びています。
踵まわりは、しっかりとしたヒールカウンターが入り、踵を支えてくれる安心と安定感があります。
アウトソール
ペガサス伝統のワッフルソールをベースに、新たに設計したパターンのラバーアウトソールを採用。
旧モデルが、アスファルトに適した設計だったのに対し、新作は幅広い路面状況において優れたトラクションを発揮する設計だそう。
中央には、ターボの名前を刻んだラバーを配置。
評判
新作「ペガサス プラス」は、接地から速くリターンが返ってくる印象、とのフィードバックが見られます。
履いてみると、クッショニングと安定性に優れた「ペガサス 41」と違ったテイストなので、ジョグ用とテンポ走用などで2足を使い分けるのも良いかもしれません。
もし、初中級者でレース用にも使いたいならば、サブ５～４でのフルマラソンなら「ペガサス 41」の方が安定感があって良いでしょう。「ペガサス プラス」は柔らかくて高反発な分、安定感は劣るのでハーフ以下の短いレース用なら、という感じです。
重量
重量：約245g（メンズサイズ28cm）
オフセット：10mm
※ナイキ公式HP参照
価格
ペガサス プラスは前作より約3,500円ほど値上がりし、税込み￥19,800。
新作「ペガサスプラス」は、フルレングスのZoomXフォームに、オールニューデザインのアッパーとソールになった事を考えると、お買得な価格設定だと思います。
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※記事中の一部の写真はナイキHPより引用
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