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自費レビュー|アシックス スーパーブラスト2 走行感・サイズ感・重さは? ASICS SUPERBLAST 2

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購入したアシックスのバウンズ系シューズ「スーパーブラスト2」でフルマラソンを走って来ました。実走で感じた走行感や履き心地など「スーパーブラスト2」の特徴とともにレビューします。

スーパーブラスト2の特徴

ブラストシリーズは、クッション性と反発性を両立させ、沈んで跳ねるバウンス感を追求したシューズです。

アシックス社いわく、
ボリューム感のあるデザインながら、履いてすぐに軽さと優れた反発力が感じられるシューズ。前作よりもさらに履き心地のやわらかなクッション性を追求し、足への負担を減らすことが求められる、ゆっくりとしたジョグなどにおすすめ
とあります。

ならば、東北復興マラソンの”食べランのペースにちょうど良い”と思い、購入したばかりの「スーパーブラスト2」を履き、牛タンや笹かまぼこ等々の全エイド各駅停車で食べながら4時間30分ほどで完走してきました。

ゆっくりなファンランという事もありましたが、「スーパーブラスト2」の性能は素晴らしく、脚へのダメージや疲労はほとんど感じず、レース後は仙台で飲み屋をはしごして満喫できるほど余裕がありました。

前置きはさておき、「スーパーブラスト2」の特徴ですが、ミッドソール素材にレーシングモデルでも採用されている最新の「FF TURBO PLUS」を搭載していて、着地で柔らかく沈んでからの反発性が高く、跳ねるように気持ち良く脚が回ります。

アウターソールにはこちらもレーシングモデルと同じ「ASICS GRIP」を採用し、グリップ力が向上しています。

アッパーは、新たにエンジニアードウーブンアッパーを採用し、特に前足部のメッシュが大きくなり、高い通気性があります。

また、シュータンはフィット感が高められたデザインに変更されていて、甲から足首周りの収まりがとても心地よいです。

アップデートポイント

前モデルからのアップデートは以下になります。

  • ミッドソール素材は、メタスピードと同じ最新の「FF TURBO PLUS」を採用。より柔らかいクッション性と、より反発性を向上。
  • アウトソールもメタスピードと同じ「ASICS GRIP」を採用しグリップ力が向上。
  • アウトソールラバーのブロックデザインを変更。
  • アッパーはエンジニアードウーブンアッパーを採用。前足部のメッシュが大きくなり通気性が向上。
  • シュータンのデザインは、より甲にフィットし、ホールド感が向上するように形状を変更。
  • かかと部の厚みが45mmと、より厚みが増し、ヒールストライク時の衝撃と安定性を図った。

「スーパーブラスト2」の位置づけ

アシックスは数多くのモデルを展開していますが、この「スーパーブラスト2」はバウンズ系シューズのトレーニング用シューズの位置づけです。

同じバウンズ系では「ノヴァブラスト」が、クッション系では「ニンバス」などがありますが、「スーパーブラスト2」は柔らかいクッション性と反発性を高い次元で両立させた、良いとこ取りをしている感じがします。

各パーツも質感が高く、ワンクラス上の高級乗用車のような乗りごごち(履きごごち)のランニングシューズです(価格も高いですが…)。

こんなランナーにおすすめ

このシューズの特徴と実走感から、おすすめできるランナーは、
「ジョグなど練習用やリカバリー用のシューズ」として、また「日常のジョギング用」としてゆっくりと心地よく走りたいランナーにおすすめです。

また、脚への負担が小さいので、「LSD用」はもちろんとして、サブ5前後のフルマラソンでもありだと思います。

実際に個人的な使い方として、今回のフルマラソンは別として、いつもはジョグ用に履くことが多いシューズとなっています。

走行感

履いてみて、クッショニングの柔らかさがありながら、安定感も高いので驚きました。
そして走り出すと、沈んでからの反発の良さに驚きました。

レーシングモデルのミッドソール「FF TURBO PLUS」に「FF BLAST PLUS」を組合せた2層構造のミッドソールが上手くチューニングされていると感じます。

単純な柔らかさとは違う種類で、弾力感のある柔らかさで、グッと踏み込んで、ポンッと返ってくる走行感です。

反発と言っても、カーボンのような鋭さではなく、あくまでミッドソール自体からくる、自然でマイルドな反発感です。

しかもこれだけ柔らかいのに安定性があって、着地時のグラつきはまったく感じません。
さらに、これだけのボリューム満点のソールなのに、すごく軽いのです。

確かに、このシューズが入手困難になるのは分かりました。
とても良いシューズで、おすすめだと思います!

ちなみに、参考値ですがソール幅の実測値になります。
前足部が約110mm、踵部が約88mm(ラバーの接地部幅)とかなり幅広く、物理的に安定性向上に寄与しています。

サイズ感

基本的に、足長はいま履いているシューズと同じサイズで良いと思います。

私が履いていた練習用シューズで例えると、ニューバランス「フレッシュフォーム860 v13」、アシックス「GT2000-11」「グライドライド3」、ミズノ「ウェーブライダー26」、ナイキ「ペガサス39」等と同じサイズ感です。

幅に関してはアシックスやミズノのスタンダードラストで、いつもがメンズで「2E」ならば同じサイズ感になります(レディースもいつもと同じサイズ感になります)。

アッパーの素材エンジニアードウーブンの伸縮性と包み込み感が良いので、幅(横方向)の許容性はあると思います。

重量

「スーパーブラスト2」」はとても軽く、走っていて重さはまったく気になりません。

購入した25.5㎝を実際に計測してみたところ実測値は226gで、同じアシックスの「マジックスピード4」と同じか、ちょっと軽いくらいです!

見た目のボリューム感からは信じられないほど軽量なシューズです。

インソール

インソールも比較的軽量なものが使用されていて16gでした。
ヒールカップ形状が踵の形に整形されていて収まりが良いデザインなのは好印象です。

価格

スーパーブラスト2の値段は、前作から2,200円上がって税込24,200円

最新レーシングモデル「METASPEED PARIS」と同じ素材を贅沢に採用した事から考えると妥当な価格かもしれません。

実売価格で値引きはまだ無いようです。
それよりもあまりに人気が出過ぎて、未だに入手困難です。。。

見つけたら、即ポチっ!!! です!!!

ほとんど売切れですがリンク先を載せておきます⇩

アルペン・スポーツデポ オンラインで見てみる

ヒマラヤ(HIMARAYA)オンラインで見てみる

SUPERBLAST 2 :アシックス公式で見てみる

※転売ヤーには注意してくださいね!

最後に、私が購入した方法ですが、アシックス直営店で見つけて買うことができました。
店舗スタッフによると数は多くないものの不定期に入荷しているようです。タイミング良ければ、という感じです。

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