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自費レビュー|ホカオネオネ リンコン4 走行感・サイズ感・重さは? HOKA RINCON4

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購入したリンコンシリーズの新作「RINCON4(リンコン4)」は、軽量でクッション性の高さが特長のシューズです。

購入後、約50kmほど走ってみたので、実走で感じた走行感や履き心地など、「リンコン4」の特徴とともにレビューします。

リンコン4の特徴

「リンコン4」は、軽量クッション性の高さが特長のテンポアップシューズ。

改良されたミッドソールフォームは、反発性クッショニングが高められ、より柔らかで軽快な走り心地となっています。

アウトソールは、ミッドソールのラバライズドEVAがそのままアウトソールとして採用。
新フォームとEVAの組合せで、軽快走行感レスポンス性が向上しています。

アップデートポイント

  • フォームを改良し、軽量化しつつクッション性と反発性を向上。
  • フィット感向上のためスタックハイトを3mm高く設定。
  • アウトソールラバーを廃し、ラバライズドEVAのアウトソールを採用。
  • アッパーは足を入れると適度に伸縮する『エンジニアードメッシュ』になり、ヒールカップは前作よりもしっかりとしたつくりとなった。

「リンコン4」の位置づけ

ホカオネオネのランニングシューズでは、ジョグやLSD向けとして「クリフトン」や「ボンダイ」などがあり、レース向けとしてカーボンシューズの「ロケット」シリーズなどがラインナップされています。

「リンコン4」はそれらの間を埋める、スピード練習などのテンポアップシューズという位置づけになります。

同じような位置づけに「マッハ6」がありますが、その違いはクッションや反発感を重視するか、接地感や軽快感を重視するか、という走り方の好みによるかと思います。

「リンコン4」は、ミッドソールのラバライズドEVAがそのままアウトソールになっているため、足裏に地面の接地感覚が伝わって来ます。
ちょっとオーバーに言うと、走った感じは薄底シューズのような軽快感がありながら、ソフトな接地で地面の凹凸をも感じられます。

ラバー不使用のアウトソールが特徴

対して「マッハ6」は、さらにクッションと反発が効いた厚底感があって、前に進むサポート感もあるので、クリフトンのスピード仕様のようなイメージがあります。

走り方で言うと、軽快に短めの距離を気持ち良く走りたいならば「リンコン4」で、長めの距離でスピード練習なら「マッハ6」と言う履き分けが良いと思います。

こんなランナーにおすすめ

このシューズの特徴と実走感から、おすすめできるランナーは、
「スピード練習用のシューズ」として、また「日常のジョギング用」として軽快に走りたいランナーにおすすめです。

また、接地感が気持ち良いので、ウォーミングアップ用や、休日の気分転換にちょっとジョグしてくるような使い方もありだと思います。

実際に個人的な使い方として、スピード練習よりも、気分転換にちょっとジョグで履くことが多いシューズとなりました。

リンコン4動画・カラー・価格チェックはこちら⇩

走行感

履いてみて、アウトソールラバーが無いラバライズドEVAのソフトな接地感が新鮮でした。

レーシングモデルのミッドソールの柔らかさとは違う種類の柔らかさで、アスファルト舗装の凹凸までも足裏に感じる不思議な柔らかさです。
しかし、柔らかいと言っても、2層構造のミッドソールは安定感もあり、グラつく事はありません。

少し足首周りのサポートは弱いですが、ロングランでなければ問題ありません。むしろ、靴に走らせられるのではなく、自分の脚で地面を捉えるのが気持ち良く感じます。

母指球から指にかけての蹴り出しも、地面とのコンタクト感が伝わってくるので、厚底やプレートシューズでは分かりづらい地面との接地情報が足裏でつかめるのが素晴らしいです。

もともと薄底を履いていたランナーさんならこの感覚が伝わるのではないでしょうか。しかもソフトな接地なので、脚へのダメージは薄底とは比べられないほど小さいです。

シューズ重量も軽く、少し速めのジョグで軽快に走りたい時におすすめだと思います。

ホカの特徴であるロッカー構造ですが、リンコン4のトウスプリングは約52mmと、少しマイルドなテイストです。

幅広い靴底は安定性が高く、ソフトな接地にもかかわらずグラつきは感じません。
ソール幅をあくまで参考値ですが実際に計測してみました。

「リンコン4」の前足部の最大幅は109mmで、「プロペルv5」の107mmよりも幅広でした。

かかと部分の最大幅は93mmで、「プロペルv5」よりも5mmも広くなっていて、最大級の幅広いソールで安定性の向上が図られています。

サイズ感

基本的に、足長はいま履いているシューズと同じサイズで良いと思います。

私が履いていた練習用シューズで例えると、ニューバランス「フレッシュフォーム860 v13」、アシックス「GT2000-11」「グライドライド3」、ミズノ「ウェーブライダー26」、ナイキ「ペガサス39」等と同じサイズ感です。

幅に関してはアシックスやミズノのスタンダードラストより、ホカオネオネのレギュラーサイズは少し狭いので、いつもが「2E」で少し余裕があるなら「レギュラー」を、もし「2E」できつめだったら「ワイド」が良いと思います。(レディースなら「DかE」です)

参考としてサイズ比較表を作ってみました。

アシックス・ミズノ・ホカオネオネのサイトから一部を引用
※あくまでも目安として参考にしてください

ちなみに、いつものサイズは26.0cmの2Eなのですが、今回のリンコン4は25.5cmのワイドを購入しました。
足先の余裕はギリギリでしたが、足幅は問題なくフィットしていますので快適です。ご参考まで。

重量

「リンコン4」はとても軽く、走っていて重さはまったく気になりません。
購入した25.5㎝を実際に計測してみたところ実測値は216gで、トレーニング用としては最軽量クラスのシューズです。

リンコン4の宣伝のキャッチコピーである「軽量。軽快。雲のように軽い」は、まさにこのシューズの特徴をよく表現していると思います。

インナー

インナーも比較的軽量なものが使用されていて、底部に軽量化の穴が開いているのが特徴です。
また、汗をかきやすいランナーさんには蒸れにくくて良い構造ですね。

価格

前作より値下げ!されて、税込み16,500円です。

クッショニングも走行感も良くなったうえに、価格も値下げとなり嬉しい設定です。
実売価格はさらに安くなってきたので、お買得になってきたと思います!

最新価格・在庫チェックはこちら⇩

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旧モデル「リンコン3」との新旧比較記事はこちら▼

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