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旅ラン温泉|大分 泊まって良かったおすすめ温泉宿~長湯温泉【大丸旅館】~岡の里名水マラソンご褒美温泉

旅行記/旅情報

岡の里名水マラソンのご褒美温泉は「長湯温泉の大丸旅館」。
その老舗名旅館に泊まってきましたが、ホントに良かったので記事に残したいと思います。

長湯温泉の泉質は、筋肉痛・関節痛・疲労回復に効能がある炭酸泉なので、運動後のリカバリーにぴったりな温泉で、さらに長湯は「日本一の炭酸含有量の炭酸泉」であり、マラソンご褒美温泉として絶対に外せません。

長湯温泉 大丸旅館

その長湯に建つ大丸旅館は、創業が100年以上前の大正7年の老舗旅館。
当時から残っているのは大丸旅館を含めて2軒だけだそう。

宿泊された著名人も数知れず、知っているだけでも与謝野鉄幹・晶子夫婦、大佛次郎氏、徳富蘇峰氏、立松和平氏などそうそうたる面々です。

そんな老舗名旅館に泊まってきましたが、ホントに良かったので記事に残したいと思います。

昭和初期の大丸旅館

昭和初期に撮影された、昔の大丸旅館の写真↑

大丸旅館外観全景

川向うから見た、現在の大丸旅館全景です。
昔の趣きが感じられる建物が素敵です。

本館と別館の間に、黒い板塀と瓦葺きの温泉棟が建ち、その大浴場と併設の露天風呂から川面が眺められます。また、全ての部屋が川に面しています

泊まった部屋は、左写真の本館1階中央に見えるウッドデッキテラス付の部屋になります。

お部屋

本館の建物は、平成に建替えられていますが、日本旅館の伝統様式にならった造りで、チェックインして、部屋に向かう廊下も昔ながらの旅館の雰囲気で趣きがあります。


本館の部屋は4タイプありすべて和室。
別館は創業当時の大正時代の設計を元に復元した、より素敵な高級仕様だそう。
ちなみに、ベッドの部屋は別館のみ。

おすすめの部屋は、私たちも宿泊した本館の川沿いにテラスが付いた10畳(6+4.5畳)の和室「かじか」がおすすめ。
この部屋の特徴は、宿で唯一川に面したテラスが付いている事。
このテラスが湯上りに気持ち良く、夏なら夕涼みしながらビールが最高なつくりでした。

テラスはこんな感じです。

このロケーションで風呂上がりのビールをグイっと飲んだら最高!
(でも冬はちょっと寒かったwww)

お部屋のファシリティは純和風でレトロチックなつくりで落ち着きます。

風呂は源泉掛け流し

大浴場・露天風呂

大丸旅館の風呂はすべて源泉かけ流しです。
男女別大浴場にはそれぞれに露天風呂がありました。
 ※大浴場は撮影禁止のため旅館HPの写真を引用

こちらの大浴場は「テイの湯」と言って、先々代の女将テイの夢に出てきた白髪の老人のお告げにしたがって掘り当てた大丸旅館自噴の泉源のお湯だそうで、本当に正夢ってあるのだなぁと思うエピソードです。

半露天個室風呂「ミドリの湯」

大浴場の他に、無料貸切の源泉掛け流し個室風呂が3つあり、空いていれば24時間いつでも入る事ができます。
私たちは大浴場よりこちらが気に入って、何度も「ミドリの湯」をリピート入浴していました。

なんかちょうど良い大きさの空間で、眺めも良く、川面の鴨にも癒されてリラックス感が半端なく良かったのです。

ミドリの湯入口

入口の暖簾をくぐると、左右にひとつずつ個室の入り口があります。

内湯と外湯は小さな戸で仕切られている

中に入ると、手前にシャワー付きの洗い場、次に階段状の浴槽があり、小さな仕切戸を開けると外の湯舟と繋がっていました。

仕切戸をくぐって湯の中を移動
正面に芹川の眺め

ほどよい囲まれ感があり、湯舟で二人が向かい合って足を伸ばしても当たらない絶妙のサイズ。

鴨の一家が暮らしていました

気になる混み具合ですが、滞在中ほぼ待ち時間なく個室風呂に入浴できました。

大型旅館ではないこともそうですが、おそらく宿泊者は外湯としてラムネ館に何度も無料で入れて、温泉風呂付の部屋もあるため分散して混雑しないのだと思います。

お食事

夕食

夕食はそれぞれ個室で頂きます。

今回とても細やかな心遣いを頂いたのが、アップダウン連続のタフなマラソンで右膝を痛めたため、チェックイン時に痛そうに歩いているのに気が付かれたそうで、座敷の席では膝に負担がかかるだろうと、テーブルと椅子をセットしてくれていました。

さすが著名人に選ばれる旅館であり、そして働く仲居さんもプロなんですね!
昨今ではなかなかお目に掛かれない気配りに感激しました。

本日の夕食の御献立

さて、献立の食材は地産地消を基本に吟味されているそうで、さらに使用する器も地元竹田焼・呂人窯のものだそうです。

味付けは素材の旨味とお出汁の優しい味わい、盛り付けも素朴ながら品を感じます。
写真の見た目よりもボリュームがあって、最後はお腹いっぱいで食べきれないくらいでした。

朝食

朝食は芹川に面した大広間で頂きます。
テーブル席は、お隣と障子の衝立で区切られ、半個室のような感じなのでリラックスできます。

大丸旅館ならではの献立は、長湯温泉を使用して炊かれたお粥。
温泉が炭酸水素塩泉なのでお粥からほんのりとした塩味を感じ、朝のスターターとして胃腸にもやさしく、体調が整う感じがしました。

ちなみに、お粥とお味噌汁、それに白米のご飯もお替り自由でした。

館内ラウンジ

館内に大正レトロなラウンジ「藤花楼ライブラリー」があり、絵画や書の作品が飾られ、長湯に所縁のある書籍や資料を自由に閲覧できる素敵なお部屋もありました。

ラムネ温泉館(大丸旅館外湯)

ラムネ温泉館は、宿泊施設を伴わない立ち寄り温泉施設として人気があり、大丸旅館の宿泊者は外湯として滞在中は何度でも無料で利用できるのです。

施設は大きく4つに分かれていて、男女別大浴場・予約制の家族風呂・受付&ショップ・美術館があります。

温泉は、しゅわしゅわとした泡がはじける「炭酸泉」の露天風呂と、「炭酸水素塩泉」のにごり湯の内湯の2種類。
どちらも源泉かけ流しです。

炭酸泉は筋肉痛や関節痛に効能があるので、今日のマラソンで疲れた身体のリカバリーが図れます。

露天風呂は32度と低温度で、冬は少し寒く感じますが、長くゆっくり浸かっているポカポカと温まってきます。きっと炭酸泉が持つ高い温浴効果なのでしょう。

ただし、寒い日の入浴する順番としては、まず温かい内湯、またはサウナに入り、外の露天風呂に入るのがよいそうです。
確かに、いきなり外の露天は寒すぎます。

ラムネ温泉の内湯の天井は高く、湯舟は3つに分かれていて、湯温は上の湯舟が高めになっている。

泉質の表示は以下になっています。

【外湯】ラムネ温泉(炭酸泉)
【泉温】 32度 
【遊離炭酸】 1400ppm
【適応症】高血圧症、動脈硬化症、慢性皮膚病、冷え性、疲労回復等

【内湯】にごり湯(炭酸水素塩泉)
【泉温】 42度
【遊離炭酸】 911ppm
【適応症】きりきず、やけど、関節痛、神経痛、運動麻痺、健康増進等

今回は休みの都合で一泊だけでしたが、次はちょっと長めに湯治気分で長湯温泉を再訪したい、お気に入りの温泉地になりました。

ランナーのみなさんも是非訪れてみて下さい。
あと、激坂の岡の里名水マラソンも走ってみてくださいね。

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