温泉の宝庫「福島市の三名湯」

福島の旅ランで温泉も楽しむなら、おすすめの温泉はどこが良いでしょうか？

この記事では、それぞれ特徴ある福島の３つの温泉郷を紹介しますので、好みにあった温泉郷のヒントが見つかると思います。

実は、福島市は温泉の宝庫で「福島三名湯」と呼ばれる３つの温泉郷があります

福島三名湯とは

「福島三名湯」の３つの温泉郷の特徴を紹介しますので好みの温泉を見つけてくださいね

飯坂温泉

3つの中でもっとも歴史が古いのは飯坂温泉で、宮城県の秋保温泉、鳴子温泉と並び「奥州三名湯」の一つにも数えられています。松尾芭蕉や正岡子規なども訪れた名湯です。

飯坂温泉の泉質は、お肌をツルツルにする無色透明の弱アルカリ性単純温泉。地元の人が利用する共同浴場が９軒も残っていて、温泉巡りができるのです。

ただし、飯坂温泉の共同浴場は45～50℃前後と熱いのが有名なのでご注意を。

飯坂の温泉街には、足湯やカフェ、飲食店や土産屋などが軒を並べ、共同浴場などのから湯けむりが漂い、レトロでノスタルジックな風情溢れる街並みを楽しむ事ができます。

土湯温泉も1400年以上の歴史がある温泉です。「土湯こけし」も有名で、遠刈田、鳴子と並ぶ「三大こけし発祥地」とされています。

土湯温泉の特徴は豊富な泉質です。保湿成分が含まれ美人の湯と言われる弱アルカリ単純温泉や単純硫黄泉、炭酸水素塩泉など１０種類以上の温泉が噴出しているので、異なる泉質をめぐるのも楽しみ方が出来るのです。

昔ながらの温泉街の街歩きや食べ歩き、周辺にはハイキングコースもあるのでいろいろ楽しむことが出来ます。

高湯温泉は大自然に囲まれた山間の温泉で、６軒の宿の温泉は老化防止と免疫力アップに効果があると言われる白濁した硫黄泉の源泉掛け流しです。昔からの湯治場の趣を残した、秘湯感が漂う温泉郷です。

ただし、温泉以外は何もありません。カフェもレストランもお土産屋もありません。大自然の中で加水・加温も一切していない100%源泉掛け流しの温泉を堪能する温泉郷です。

そのため温泉好きには大人気で、じゃらんの全国温泉地満足度ランキングで２度も１位を獲得しています（2017年と2021年）

３つの温泉はどこも歴史があってお湯の評判も良くて有名ですが、それぞれの立地のロケーションや温泉街の雰囲気、泉質などは大きな違いがあります。

出来れば全部の温泉郷を巡れたら最高ですが、好みの温泉郷のヒントになりましたでしょうか？

次回では、実際に泊まってきた宿について紹介したいと思います。