伊勢神宮の内宮へ歩いてお参りできるほど至近で、居心地の良い温泉宿に泊まってきたので紹介します。
みえ松阪マラソンの後、久しぶりに三重に来た機会に「お伊勢参り」をしようと、伊勢神宮に近い温泉宿で、サウナと露天風呂でゆっくりできる条件で探したのが「いにしえの宿 伊久」さんでした。
宿の外観は近代的ですが、入口は趣のある木造の門と玄関が良い雰囲気です。
チェックイン後、ウェルカムドリンクはこちらのお迎え処で。
お夜食(後述)もこちらで頂きます。
館内は廊下も畳敷きで、素足に足袋で歩けるのが心地よくて良いです。
(ちなみにエレベーター内も畳敷きです)
お部屋
案内されたお部屋は和室ツインの露天風呂付き客室(伊久は全室露天風呂付きです)
ベランダにある檜の露天風呂からは内宮に続く森を眺めながら入浴できます。
風に揺れる樹々の枝葉の音や、小鳥のさえずりがBGMのように心地よく、とてもリラックスできました。ただしもう一歩だったところは、客室露天風呂は温泉では無いのが残念!
泊った部屋の室内に内風呂は無くシャワーブースになっています。
温泉(大浴場・貸切風呂)
大浴場は岩風呂と檜風呂の露天風呂とサウナがあり、朝晩の男女入替制になっていました。
※お風呂にカメラ持込禁止なので大浴場と貸切風呂は宿のホームページ写真を引用しています。
この大浴場の向かいの崖は桜などが植樹されていて、きっと春のサクラが咲く頃は綺麗な眺めになるのでしょう。
ちなみに、大浴場併設のサウナには窓が付いていて、露天風呂と同じ外の景色が眺められるので解放感があってリラックスできました。
予約不要の貸切風呂が4ヶ所あるのも湯巡りが出来て楽しいところです。
入口のボードで空き状況が分かるようになっています。
4つの中で一番気に入ったのが「青竹の湯」。
壁面の竹が落ち着く感じ良かったですよ。
次はマイクロバブルのシルキーなお湯の「白絹の湯」。
肌に着く気泡がシュワーとして心地よい感じです。
ちょっとおすすめできないのは「夢想の湯」。
湿気で木材の痛みが目立つので要改修だと思います。
お風呂上がりの休み処は、外に出て外気に当たれるバルコニー付き。
この休み処には、夜はアイスキャンディー、朝はコーヒー牛乳・フルーツ牛乳・ヤクルトが置いてあり、風呂上がりに無料で頂けます。
風呂上がりに腰に手をあてて牛乳をゴクゴク飲み干す、、、なんかいいなぁ~(笑)
お食事
今回、マラソンの打ち上げで夕食は松阪牛焼き肉を食べてきたので朝食のみのプランです。
しかし、夜9時になるとお夜食が頂けるのです。
焼き肉+ビールの打ち上げ夕食会だったので、これが〆のラーメンという感じになってちょうど良かった~~~
味はあっさり醤油味で胃にもたれず美味しかったです。
朝食は和食膳と洋食膳が選べますが、私たちは和食膳をチョイス。
やっぱりお伊勢さんには和食ですよね。
炙って頂く干物、豆乳鍋に小鉢がたくさんで、どれも塩分控えめでお出汁のやさしい味付け。
ちなみに、ご飯は小豆のお粥と白飯があり、お替りすれば両方食べられます。(食べました(笑))
お伊勢参り
ここ「伊久」に泊まって便利で良い事のひとつに、徒歩で内宮へ行けること。
おすすめのお伊勢参り方法として「早朝参り」があるそうです。
内宮の入口扉が開く早朝にお参りすることで、昼間の喧騒が無い、静寂な、そして清らかな空気の中を参拝出来るのです。
伊久さんではその「早朝参り」用に、朝4時半からコーヒーとかたぱんを用意してくれるので、小腹を整えて出掛けられるサービスが嬉しいです。
伊勢の内宮に近い温泉宿は希少なので、その条件(内宮徒歩圏で温泉)の宿を希望なら「伊久」さんが選択肢のひとつとしておすすめです。
あとは立地が良いだけに少し値がはるのでお財布と相談ですが、快適さと便利さを考えると充分妥当な感じです。
追記:お伊勢参り
私たちも早朝参りを、と思っていましたが、さすがにフルマラソン翌日の早起きは出来ず、、、
すっかり”朝寝坊”した私たちは、宿の駐車場に車を正午まで停めさせて頂き、内宮へのお参りとおはらい通りでお土産を購入しました。
宿に戻り、順番逆ですが外宮にもお参り。
まだ無名だけど将来有名な縁結び・夫婦円満とかのスポットになるかも
外宮の参道のある場所で見つけた大きな夫婦杉!
どこの媒体にもガイドブックにも紹介されていないけど、伊勢神宮内にある大きな杉の木なので、将来きっと有名になりそうです。どこにあるか探してみてくださいね。
みえ松阪マラソンの旅ラン、お伊勢参りの次は鳥羽温泉「戸田家」さんに向かいます。
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