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旅ラン甘味グルメ|愛知 美味しかったご当地グルメ【抹茶のまち西尾の和菓子めぐり】~にしおマラソンご褒美スイーツ

グルメ

抹茶の生産量日本一の愛知県西尾市で和菓子巡りを楽しんできました。
先月訪れた島根県松江市のようにお茶が盛んなところは和菓子のレベルが高いので、西尾の和菓子屋さんにも期待が高まります。

西尾市の抹茶にかける熱量は凄く、『西尾の抹茶おもてなし条例』という条例まで制定しちゃったのだからたいしたものです。また「西尾の抹茶」という地域ブランド認定を特許庁から抹茶分野で全国初の取得、さらにお茶会の最多参加者数のギネス記録(1万5千人西尾大茶会)もかつて保持していたほど。

その西尾特産の抹茶を使用したスイーツにも期待して市内の和菓子屋さんを食べ歩いてきましたが、やっぱり茶の湯が盛んな土地のお菓子は美味しかったです!

カテキン堂

昭和というより明治大正レトロな店構えの大判焼き屋さんです。

店内は大小様々な郵便ポストの置物と、ご当地ローカルヒーローのポスターが貼ってあり、なかなか個性的。その中でも地元西尾のローカルヒーロー『緑王戦士カテキング零WA(れいわ)』がメチャ気になります(笑)

「カテキン焼」

抹茶生地の大判焼きは「カテキン焼」というネーミングで、餡は全部で5種類あり、餡によって焼印がそれぞれに異なるのがユニークです(各メニュー書きの上に焼印マークが示されています)。

それと本日お休みになっている「オム好み」もめちゃくちゃ気になります。お好み焼きと玉子焼きでウイナーソーセージをサンドしたのって??

お店の方によると、暑い時は抹茶ソフトが乗った「冷やし大判焼」や「抹茶ソフトクリームかき氷」が良く出るそうです。

カテキン焼のつぶあんと抹茶こしあんを食べ歩き用に頂きました。包み紙がなかなか洒落ています。

抹茶が練り込まれた生地はホットケーキみたいなふわっとした食感で、抹茶の風味とほんのりと苦みも感じられ、甘めの小豆つぶ餡との相性が抜群です。

もうひとつの抹茶こしあんも生地と餡がダブル抹茶で美味しいのですが、どちらが好みだったかと言うと、”生地と餡”の関係が”お茶と菓子”のようなバランスのつぶ餡の方が個人的には好みでした。

駐車場はお店の裏手に停められます。目印は旧車マニアにはたまらない「トヨペット コロナ RT40」がお店のランドマーク的に置かれていますのですぐ分かると思います。

今ではほぼ博物館でしか見られないコロナが停まってます

穂積堂

明治創業の老舗「穂積堂」は、西尾の抹茶を使った抹茶スイーツに力をいれている御菓子屋さん。抹茶のロールケーキから、濃厚なプリン、大福、カステラまで、抹茶を使ったスイーツがたくさんあります。

店内は黒を基調とした広々で落ち着いた空間。多くのメディアでも紹介されたらしく、その切り抜きがポップのように掲示してありました。

奥の冷蔵ケースには抹茶スイーツが集められています。お店の方にお聞きした人気の抹茶のお菓子は「茶ぼーず極み」「抹茶ぷち水玉」「抹茶わらび餅」だそうです。

個人的に気になったのが、夏の期間限定の「抹茶葛ロールケーキ」。抹茶生クリームに、抹茶のスポンジ、小倉葛シートの三層のマリアージュが美味しそう!

もうひとつ抹茶のお菓子で「西尾抹茶カステラ」も人気だそうで、西尾の抹茶をふんだんに使った濃厚抹茶生地を味わってみたくてひと棹頂く事にしました。

ちなみに、今の季節ものは「いがまんじゅう」と「三色だんご」。中でも「いがまんじゅう」は西三河地域独特のお菓子だそうで、粒あんもしくはこしあんを米粉で包み、表面に着色したもち米をつけた餅菓子。桃の節句に食べる風習があるとの事でした。

「茶ぼーず 極み」

西尾の濃茶用抹茶を使った抹茶プリンと抹茶わらび餅を、抹茶を練り込んだ餅で包んであります。冷やしていただくのが美味しい。甘さは控えめで、抹茶の風味と爽やか苦みが心地よい、大人のスイーツという感じです。

「抹茶ぷちみず玉」

見た目は福島県二本松市の玉嶋屋の玉羊羹を大きくした感じですが、中に入っているのはぷるんぷるんの抹茶の水羊羹というか抹茶ババロアみたいな柔らかいスイーツ。

爪楊枝でプチっと刺すと、ゴム風船が割れてプルンと水玉が飛び出してきます。それに白蜜と抹茶をたっぷりかけていただきます。

ひとくち食べると”つるんぷるん”の滑らかな食感で、舌の上で溶ける水玉と白蜜の淡い甘味が広がり、後から抹茶の香りと風味が鼻に抜けていきます。これは美味しい!抹茶好きには堪らないと思います。こちらもまさに大人のためのスイーツでしょう。

「抹茶わらび餅」

小粒の一口サイズのわらび餅。十勝産小豆のこしあんを抹茶を練り込んだわらび餅で包み、さらに上から抹茶をまぶしています。

食感は意外としっかりとした餅で、餡は甘めのこしあんです。この甘さなら抹茶よりも甘さが勝つので子どもでも美味しく頂ける感じでした。

抹茶スイーツを立て続けに頂きました、個人的には抹茶感と甘味のバランスとつるんぷるんとした食感が何ともユニークな「抹茶ぷち水玉」が一番気に入りました。

抹茶系スイーツなら穂積堂さんは外せない西尾の御菓子屋さんだと思います。
ご馳走さまでした^^

丸富末廣

いちご大福が評判の和菓子屋さん。大正から続く老舗で昔からの「外郎」や「末広饅頭」なども人気だそうです。

お昼過ぎに訪れた時には抹茶いちご大福は残念ながら完売でした。さらにいちご大福も最後の残り1個でした。お聞きすると、午前中に無くなってしまうこともあるので予約した方が良いそうです。

また、4Lサイズのいちごが入荷した時だけ「極」という大きないちご大福もあるそうです。

「いちご大福」

丸富末廣さんの「いちご大福」の特徴は、いちごを包む餡が小豆ではなく、手亡豆と練乳を使った「ミルクこし餡」で包んであります。まさに”いちごの練乳がけ”の最強ペアであります。”酸味と甘味” 間違いなく美味しいです。

日本茶も良いですが、こちらは紅茶(特にダージリン)と合わせて頂くほうが個人的にはおすすめです。楽しいティータイムになりました。

次に訪れるときは”お取り置き”の電話を忘れずしたいと思います。

晴月園製菓舗

こちらもいちご大福の人気店。

看板にもなっている「米米まんじゅう」や抹茶焼き菓子の「茶茶丸」、抹茶のロールケーキ「西尾ロール」、葛で作るアイス「くずバー」などたくさんの御菓子を作られています。

店内ではお菓子屋さんでは見たことが無い、いちごで埋まったショーケース!まるでくだもの屋さんのような陳列状態にびっくりです。

これは、いちご大福用に大量に仕入れるいちごの置き場所がなくてここに置くしかなかったそうで、それだけいちご大福が人気なんだと分かりました。

ちなみに、晴月園さんの「抹茶いちご大福」は事前予約のみだそうで、こちらでもゲット出来ませんでした(泣)。食べたい方は必ず予約してから行きましょう!

「いちご大福」

晴月園さんのいちご大福は、小豆のこし餡でいちごを包んでありました。そしていちごは通常3Lを使うそうで、他のお店よりも若干大きめのいちご大福です。

外側の餅は出来立てという事もあって滑らかで柔らか~い食感。特徴はいちごの美味しさが際立っていたところ。新鮮さもそうだけど、こし餡の風味と甘味に、いちごの瑞々しい果実味と酸味の両者のバランスが良いからそう感じたのだろうと思います。

お茶は日本茶が合うと思います。なかでも深蒸し煎茶で頂くといちごとお茶のさっぱりとした旨味が引立って楽しめると思います。

西尾両口屋

看板商品の「お茶福」と「いちご生クリーム大福」を頂きに訪れました。

「お茶福」

1Kg5万円の高級な西尾産抹茶を使用した生クリーム大福。生クリームとつぶ餡をもっちりとした餅で包み、高級西尾抹茶をたっぷりとまぶしてあります。その鮮やかな緑色のたたずまいは”抹茶の”大福だと真正面から主張しているような存在感があります。

食べると、生クリームの滑らかさと甘いつぶ餡が取り合わせが面白く、抹茶の爽やか苦みが美味しさ際立てます。日本茶も良いですが、私はコーヒー(まろやかなモカMochaがおすすめ)の方が美味しさが引立つと思いました。美味しかった~ ご馳走さまでした!

「いちご生クリーム大福」

まずはビジュアルが綺麗ですよね。イチゴのショートケーキの大福版って言い過ぎかしら(笑)

食べ方はちょっと悩みました。ガブリと食べるには大きく、だからと言って分けて食べるのもおかしいし、、、結局、大きく口を開けてガブッといきました(笑)

生クリームとつぶ餡ですから”練乳+小豆餡”のハイブリッドな甘味に、いちご果実味と酸味で美味しくないわけがありません。熱めの煎茶をゴクゴクと頂きながら完食。ご馳走さまでした。

米田屋

丁寧でこだわりの御菓子を創作されている和菓子屋の米田屋さんにお伺いしました。

和菓子はもちろん、カステラやドーナツ、吉良高校性考案のコラボ創作菓子、プリンも作られています。店主は気さくなお人柄でお菓子についていろいろと教えて頂きました。

どれもこれも食べてみたいのですが食べられる量は限界があるので、大好きなどら焼きの「手焼き望月」のバター・つぶ餡・栗・抹茶を一個づつ、定番で看板商品の「酒もろみ饅頭」「タンサン饅頭」、人気の「小舟」に、ご当地菓子の「いがまんじゅう」と「ういろう」、そして小豆たっぷりの「大納言かすていら」を頂きました。

「小舟・タンサン饅頭・酒もろみ饅頭」

「小舟」は小豆のつぶ餡と生クリームを、隠し味にコーヒーを練り込んだ生地でサンドしたちょっと洋風なお菓子。甘さはとても控えめで後からほんのりとコーヒーの香りがするちょっとおしゃれな味わいがクセになりそうです。

「タンサン饅頭」は関東の田舎でお馴染みの小麦重曹饅頭ですが、米田屋さんのタンサン饅頭は甘さ控えめの黒糖風味です。食感はふわっと柔らかくて甘味はとても控えめで”都会的な”タンサン饅頭です。これは何個でもいけそうです(笑)

「酒もろみ饅頭」はいわゆる酒饅頭ですが、練り込む酒のもろみや配合によって生地の風味がお店それぞれで異なってきます。米田屋さんの「酒もろみ饅頭」はとてもやさしい酒醪の香りがして、生地が柔らかいのが特徴(冷めると酒饅頭は固くなりやすいです)。中のこしあんは甘さ控えめで上品な香りがしました。合わせる日本茶としてほうじ茶を淹れて美味しく頂きました。

ご馳走さまでした。

亀屋米津

西尾ではお馴染みのお菓子「三河巻」を頂きに訪れました。
西尾で定番らしいのですが当方初耳の名物「三河巻」。いったいどんなお菓子なのでしょうか?

亀屋米津さんは現天皇が皇太子の時に西尾市を訪れた際に供された葛菓子を作られたお店だそうです。
「三河巻」だけでなく、練り切りや棹物、上用饅頭に洋菓子までたくさんの種類の御菓子を作られています。

「三河巻」

「三河巻」は小豆こし餡をカステラ風生地で包んだだけのシンプルなお菓子でした。

こしあんの「三河巻」が定番は残っていましたが、抹茶つぶ餡と栗こし餡は完売でした。季節ものでいちご大福ならぬ”いちご三河巻の派生形”「あまい初恋」なるお菓子がありました(三河巻の中にイチゴと生クリームを追加したもの。美味しいに決まってます(笑))

「三河巻」の程よい甘さのこし餡を包む生地は卵をたっぷりと使ったふわっふわっでしっとりしたカステラ風。ちょっと似ている「あんまき」と言うお菓子がありますが食感は全然違います。

食べてみると見た目よりも軽く頂けてパクパクとおやつ感覚で頂けます。これは子どもも含め万人受けする美味しいお菓子でした。ご馳走さまでした。

盛華堂

94歳のおばあちゃん手作りのみたらし団子を頂きに訪れました。

国道から一本入った住宅街の中にある「盛華堂」さんはまるで近所の駄菓子屋さんのような佇まい。

みたらし団子の他に、あん団子(つぶ、こし、白あん、抹茶、きなこ、季節限定のゆずと黒ゴマ)、かのこまん、おにまん、みすカステラがありました。

約70年前からお店を切り盛りしてきたおばあちゃんの紹介記事が店内に飾られていました。
毎日早朝から今も昔からの変わらない手作りでお団子を作られているそうで、今日もおばあちゃんがお団子を焼いて、みたらしの醤油餡を1本ずつ丁寧に塗ってくれました。そして急須でお茶まで淹れていただき感激です!

「みたらし団子」

お団子は少し平たくてとっても柔らかく、みたらし餡の味は甘味よりも醤油の風味が強いオリジナルだそうです。焼き立てはもちろん冷めても美味しいそうです(冷めたほうが美味しいらしい)。

お店は娘さんやお孫さんと家族で経営されているようでみなさんやさしいお人柄でした。なんかほんわかと温かい気持ちになりました。

店内に椅子があってイートインできます。また駐車は店舗前にぎりぎり2台分のスペースがあります。

おばあちゃん、ご馳走さまでした。
お身体に気を付けてどうぞお元気でいらしてくださいね。

西尾市に行ってみたいと思ったけど西尾ってどこ?と思った彼方、私たちもそうでした(笑)
愛知県西尾市はこの辺にあります↓

抹茶の名産地の愛知県西尾市の和菓子店を巡ってみて、やっぱりお茶が盛んな土地はお菓子が美味しいとあらためて感じました。

もう少し時間があれば、旧近衛邸の趣のあるお部屋で抹茶を一服頂いてみたかったと思います(旧近衛邸は月曜お休みでした)

洋菓子よりヘルシーな和菓子は、マラソン後の疲れた身体への糖分補給には持ってこいです、が、マラソン消費カロリー以上にカロリー摂取となった旅ラン夫婦でした(笑)

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