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自費レビュー|アシックス マジックスピード2 ASICS MAGIC SPEED 2

アシックスマジックスピード2の自費レビュー グッズ
アシックス マジックスピード2

こんにちは、夫婦で旅するランナーの「旅ラン夫婦」です。
アシックスの自信作、「マジックスピード2」のシックなブラックカラーを購入しました。マジックスピード2の特徴と実際の履き心地・走行感をレビューしたいと思います。

マジックスピード2の特徴

  • カーボンプレートをかかと部から前足部にフルレングスで搭載し、蹴りだしの安定化と推進力がアップされた。
  • ミッドソールの上層に FF BLAST™ PLUSを採用し、軽量化と反発性がアップされた。
  • かかと部の厚みを前作より厚くすることで足への負担の軽減化が図られた。
  • METASPEED+シリーズにも搭載されているASICSGRIP™を採用しグリップ力が向上している。

メーカーの狙いのランナー層、商品の位置づけ

アシックスがターゲットとするランナー層は、初中級者で自己ベスト更新を目指すランナーをメインターゲットとしたシューズです。タイムで言うと、サブ4突破を狙うランナーからサブ3ランナーのレース用やスピードトレーニング用にも幅広く対応する高機能モデルになります。

商品の位置づけとしては、新たにカーボンシューズを試したいランナーや、レースでMETASPEEDシリーズを使用するランナーのトレーニング用として位置付けになっています。

結論:こんなランナーにおすすめ

以上の特徴から、おすすめできるランナーは、
中級以上の速めのペースの練習用、また、ある程度走れてきて、もう少しタイムアップを狙いたいランナー向けの初めてのカーボンシューズとして。
メタスピード等のハイエンドカーボンシューズでは、不安定さと筋力を使いすぎてフルは走り切れないランナーのトレーニング用としておすすめされていますが、確かに実走したシューズの走行感から、ジョグペースでも安定感がありながらスピードも出せるある意味、万能なシューズだと感じました。

マジックスピード2の基本スペック概要 

アシックスマジックスピード2の基本スペック表
参照引用先:asics.com

詳細情報編

アシックスの「マジックスピード2」は、スピードトレーニングといった速めのペースの練習から、自己記録更新を目指すマラソンレースまで対応する、高機能モデルとしてリリースされましたが、まず手に持って感じたのが、分厚いソールの見た目に反して明らかに軽いのです。

重量

アシックス発表の重量は27.0cmで240gと「メタスピード スカイ+」の205gよりは重いものの、十分に軽い数値です。購入した26.0㎝を実際に計測してみたところ実測値は216g。ランニングシューズとして十分に軽い部類ですね。

アシックスマジックスピード2重量
メーカー発表は27㎝で240gだが、実測値は26㎝で216g。サイスは違うがメタスピードスカイ+のメーカー発表値の205gとは僅か11gしか違わない。

この重量なら、レース後半に靴が重くてスピードが乗らないと感じる事は少ないでしょう。見た目のボリューム感に比べ、実測値は216gという軽さのギャップが凄いですね。

サイズ

マジックスピード2に採用された「FFブラストプラス」と「フライトフォーム」の組み合わせからなるミッドソールは素材の変形が少なく、着地安定性が高レベルな走行感。では、実際にソールの幅はどのくらいなのか、物理的な安定感の目安として横幅を測定してみた。

前足部の幅は97mm、かかと部分の幅は72㎜で、ランニングシューズの中ではレーシングに分類されるようなやや細身の接地幅であった。昔のアシックスのモデルならターサージールのソール接地幅とほぼ同じサイズである。

アシックスマジックスピード2の前足部の横幅サイズ
前足部の幅は最大部分で97㎜。アシックスのレーシングラストとして標準的な幅。
アシックスマジックスピード2のかかと部分の横幅サイズ
かかと部分の最大幅は72㎜。

幅だけで言うと、初心者では履きこなす事は難しいレーシングラストの幅だ。
安定感の高いミッドソール構造ではあるがやはりある程度の走力と筋力が無いとフルマラソンのレース使用は厳しいと感じるので、サブ4.5前後の初中級者ならトレーニング用、もしくはハーフマラソンまでならレース用として使えそうである。

履いた感じのサイズ感だが、アシックスのレーシングラストのメタスピードやハイパースピード、薄底ならターサーシリーズとほとんど同じ。

細かく言えば、横幅はメタスピードよりも若干余裕がある感じだが、アッパーに採用したエンジニアードメッシュの効果がありそうだ。あとは長さについてはターサーよりつま先が少し短く感じるが、気になるほどでもないので基本的に同じサイズでよいと思う。

テクノロジー|ソール

ソールは、ミッドソールにカーボンプレートを挟んで、上層には「FF BLAST PLUS」、下層には「FLYTEFOAM」が使用されている。
ミッドソール上層の「FF BLFLYTEFOAMAST PLUS」は、やや軟らかく軽量で反発性にすぐれ、さらに、かかと部の厚みを前モデルより厚くすることでクッション性を増して足への負担を軽減しているとのこと。
下層の「FLYTEFOAM」は、ややかためで反発性がある素材であるため、厚底特有のバウンド感は抑えめで変形が少なく、着地安定感に貢献しているとのことだ。

アシックスマジックスピード2のミッドソール構造 カーボンプレートを挟んで上層には「FF BLAST PLUS」下層には「FLYTEFOAM」を使用

アウトソールは、METASPEED+シリーズにも搭載されているASICSGRIP™を採用。既に先行販売されたMETASPEED+シリーズでの、濡れた路面での優れたグリップ力と、耐久性の高さの高評価から、このマジックスピード2でも期待できます。

アシックスマジックスピード2のアウトソールのASICSGRIP
アウトソールのパターンは排水性の高そうな形状。ラバーの厚さは約2mm。

前足部のトウスプリングは、グライドライドほどではないが反り上がっていて、ロッカー構造を有しているので、転がる感じで足が勝手に前に運ばれていくのです。
なので、ゆっくりとしたペースでも意外に快適に走ることができるのです。

アシックスマジックスピード2の前足部のトウスプリングのサイズ

テクノロジー|アッパー

アッパーには、フィット性と通気性を両立したエンジニアードメッシュを採用されている。METASPEED+シリーズのモーションアップアッパーよりも少し厚みがあり前足部を包み込む感じで、フィット感と安心感は高い。

アシックスマジックスピード2のアッパー

フィット感が上がった理由として、中足部を包み込むシュータンがウィング構造になっていてアッパー下端と繋がるようになっています。履いた感じのフィット感とサポート感についても良く考えられているシューズだと言えます。

アシックスマジックスピード2のシュータンがウィング構造になっている
写真上部のシュータンの両端から伸縮性素材でウィングが足を包み込む。

価格

ランナーからの人気も高く、22年9月発売にもかかわらず、値引きはほとんどされていない。
セールとなっても売れ筋のサイズはすぐに売れてしまい、安く手に入れるのは難しい。
もし自分のサイズでセール品を見つけたら即ポチることをおすすめします。

全体まとめ

マジックスピード2は軽量で反発性にすぐれた高機能シューズですが、厚底特有のバウンド感と不安定さが少なく、着地の安定感が高いシューズです。

価格的にもフルレングスのカーボン入りシューズであれば2万円超がふつうで、トレーニングで多用はなかなか出来ないですが、マジックスピード2は前作より千円安い16,500円で発売されたのでお財布にも少し優しいです。

キロ5分前後のショグでも普通に使えるという評判からも、中級者も含めた幅広いランナーでも使えるシューズとしておすすめだと思います。

個人的には、サブ4狙いで使うのがひとつのおすすめだと思います。位置づけ的にも、ナイキのズームフライ5的なポジションなので、サブ4用のシューズの購入を考えているランアーは候補のひとつとしてぜひ履き比べて検討されることをおすすめします。

耐久性

0kmレビュー

購入時のソール状態。

アシックスマジックスピード2のソール耐久性0km
アシックスマジックスピード2のソール耐久性0km

耐久性は評判が良さそうなので期待!

走行感【実走】レビュー

実走しました。走行感のレポートです ➯ 自費レビュー【実走】マジックスピード2

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