北海道網走市「オホーツク網走マラソン」を完走した旅ランナー夫婦が、大会参加に役立つ耳寄り情報と、現地で食べて美味しかったご当地グルメ、訪れて良かった観光スポットなど、旅ランの事前準備に役立つ情報を紹介します。旅ランのプラン作りにの参考にどうぞ。
オホーツク網走マラソンの特徴とおすすめ
オホーツク網走マラソンは、RUNNETのマラソン人気ランキングでフルマラソン全国1位となった人気の大会です。(今年のランキングでも現時点で1位!)
人気の理由は走ってみて分かりました。
①まず、景色がすばらしい!
②網走の味覚が楽しめるエイドが充実!
③参加人数がちょうど良く、混雑混乱が無い
④特徴ある完走メダル(網走刑務所製のハンドメイド木製焼印入り)
⑤参加賞がTシャツ以外のマラソングッズ(参加賞Tシャツだらけの私たちには嬉しい)
⑥ホノルルマラソンにカップルで招待(抽選番号一桁違いで惜しくも外れました…)
⑦制限時間6時間30分(エイド完食派には嬉しい)
逆に気になった点をあげてみると
①市内の宿泊キャパが少ない(網走のホテルは速攻で満室)
②激坂が前半5㎞過ぎから15㎞過ぎまで(意外とタフ)
と、これぐらいしか思いつかない…
また、フルマラソンの他に、5kmの部と、3km小中学生の部があって、ゴール地点には地元のお店やキッチンカー等がたくさん出店しているので、ファミリーのみんなで楽しめると思います。
オホーツク網走マラソン大会情報
大会基本情報
開催日 | 例年9月第4日曜(2024年は9月27日でした) |
種目 | フル、5㎞、3㎞(小4~中学生) |
制限時間 | フル6時間30分 |
募集人数 | フル2,600名、5㎞300名、3㎞100名 |
参加料 | フル10,000円、5㎞2,000円、3㎞1,000円 |
コース | スタートから5㎞手前まで市街地を走り、海沿いに出た5㎞過ぎに激坂。 アップダウンが能取岬手前の15㎞過ぎまで続く。 後半はフラットだが、前半のアップダウンで足を使いすぎるとつらいかも。 |
天気 | 晴:19℃/11℃(2023) 晴のち曇:23℃/13℃(2022) |
コースマップ
網走へのアクセス情報
首都圏・関西圏など道外から
道外からは空路で網走の「女満別空港」入りが基本だと思います。
「女満別空港」にはJAL,ANA,AirDoが就航しています。
・JAL (日本航空)国内格安航空券を探す
・ANA/AIR DO (エアドゥ)国内格安航空券を探す
しかし今回、私たち旅ラン夫婦は「たんちょう釧路空港」から入りました。
その理由は、まず航空券がリーズナブルだったことと、阿寒摩周国立公園をマラソン前後にドライブしながら楽しんで来ようと思ったからです。
「たんちょう釧路空港」にもJAL,ANA,AirDoが就航しています。
・JAL (日本航空)国内格安航空券を探す
・ANA/AIR DO (エアドゥ)国内格安航空券を探す
空港からレンタカー
北海道を旅するなら公共交通機関が少ないのでレンタカーは必須です。
網走まで女満別空港から20分、たんちょう釧路空港からは約2時間30分です。
会場までのランナー向けホテル
網走市のランナー向けホテル
網走市内の宿泊キャパは多くないので、もし空室があればすぐ押さえたほうが良いでしょう。
もしお金に余裕が有ればですが、リゾートホテルなら大会直近まで空室がありました。
北見市のランナー向けホテル
網走まで車で約50分の所にある北見駅前のホテルもおすすめです。
価格もリーズナブルで、空室も大会直前でもありました。
【網走からのおすすめ温泉宿】完走のご褒美温泉~
網走温泉「網走観光ホテル」
今回、私たちのご褒美温泉は「網走観光ホテル」。
リーズナブルな価格で、オホーツク網走マラソンゴール地点から車で5分で行けます。
温泉の泉質は、アルカリ性単純温泉でいわゆる美人の湯系です。
大浴場は、森林浴気分で入れる露天風呂とサウナも完備されていました。
夕食はハーフバイキングで、毛ガニと知床牛メインの「オホーツク御膳」か、ズワイガニとジンギスカンメインの「今彩御膳」のどちらかを選び、その他はビュフェ方式での提供。
朝食バイキングは、北海道ならではの海鮮盛り放題「海鮮のっけ丼」と、地元の食材を使ったバイキングでした。
部屋からの眺めは、眼前に網走湖を望む景色の良いロケーションでした。
少し高い「オホーツク御膳」の夕食を選ぶと眺望の良い部屋に優先案内されるようです。
豪華ではありませんが清潔な部屋と、ゴール地点から近くてコスパが良かったので、こちら「網走観光ホテル」は良い選択でした。
この他のご褒美温泉候補として、もし予算に余裕が有って「もっとリゾート感を満喫したいぞ!」と言うランナーさんなら、定評がある鶴雅グループの「北天の丘 あばしり湖 鶴雅リゾート」を検討されても良いと思います。
実は、「北天の丘 あばしり湖 鶴雅リゾート」は最初の宿泊候補先だったのですが、予約時期が良くなかったのか、高額プランのみしか空きが無くて、予算の関係(泣)で断念しました…
(なので次回大会時の楽しみに取っておくことにしました)
※一部の写真は網走観光ホテルのホームページより引用
阿寒湖畔温泉「ニュー阿寒ホテル」
ご褒美温泉の二泊目は、網走市内から1時間半ほどの「ニュー阿寒ホテル」。
こちらの目玉は、阿寒湖が一望できる屋上の「天空ガーデンスパ」で、お風呂がインフィニティーバスになっているのでそれを楽しみ行きました。
風呂内にはカメラ持込禁止だったので写真は撮れませんでしたが、景色と雰囲気は以下のホテルのホームページ掲載の写真どおりにとっても綺麗で素敵でした。
まさに、この素敵なロケーションを眺めながら温泉にゆっくりと入れて最高でした!
食事はバイキングまたは部屋食を選べます。
人気はバイキングの方で、写真のように品数も多く、また北海道ならではの「一人用ジンギスカン鍋」などメニューもあり、とても充実しています。
しかしちょっとテーブル間が狭く、混雑時は食べているすぐ横を人が通り抜けていくので、ちょっと落ち着かなかったのが少しマイナスなところ。
なので、もしゆっくりと食事をしたい方は、部屋食の方が良いかもしれません。
お部屋の方は、阿寒湖の眺望も楽しみたいならシャングリラ館のリゾートツインがおすすめです。
でももし、コスパ重視ならばクリスタル館和室がお得な価格になっています。
ちなみに私たちはコスパ重視でクリスタル館和室を選びましたが、リニューアルされていて綺麗でした。
また、木立の間から阿寒湖も見えたので充分満足できました。
ニュー阿寒ホテルは「天空ガーデンスパ」がとにかく良かったので、チェックアウトぎりぎりまでインフィニティバスを楽しんで来ました。
ここはまた入りに来たいと思ったお気に入りの温泉となりました。
網走からは車で約1時間30分ほどかかりますが、ここの「天空ガーデンスパ」に入りに来る価値はあると思いますのでおすすめです。
※写真はニュー阿寒ホテルのホームページより引用
【美味しかった網走周辺のお店】完走のご褒美グルメ~
ホタテBBQ「ところ道の市」
今回のマラソンご褒美グルメは、網走から北に1時間程のところにあるサロマ湖で採れた「ホタテ」を堪能してきました!
食べた場所は、カーリングのロコソラーレで有名になった常呂町にある「ところ道の市」。
「ところ道の市」ではオホーツク海で採れた新鮮な海産物を購入して、すぐ横にある炭焼小屋で焼いて食べることも出来るのです。
食べたかった「ホタテ」は、刺身でも食べられる新鮮な帆立貝が、10枚でなんと680円と言うスーパープライス!
また、新鮮なお魚さんたちも信じられないほど安かったですよ。
炭で焼いた熱々の肉厚ホタテは、海潮そのままだけでうまいこと!うまいこと!(美味しかったので二度言います!)
めちゃうま~!格別でした!!
この炭焼小屋には、ご飯や飲み物も持ち込み可能です。
市場で購入した魚貝やカニや干物、それにソーセージを焼いてBBQを楽しんでいるファミリーもいました。
市場で購入して炭焼きBBQスタイルで食べられるお店は近辺に無いので、ランチの候補としてここはおすすめです。
帆立バーガー「北勝水産」
おそらく日本でここだけの「帆立バーガー」を頂きました。
お店は「ところ道の市」から車で約15分ほど北のサロマ湖沿いにある「北勝水産 直売店」。
「北勝水産 直売店」は、サロマ湖やオホーツク海で採れた帆立や蟹、鮭、牡蠣などの海産物直売店ですが、店内にイートインスペースがあって、そこで「帆立バーガー」が食べられます。
食券販売機で「帆立フライ3個入」の食券を購入。
メニューを見ると「時鮭バーガー」や「帆立カレー」など他にも気になるものが…
ゴマ付バンズの中に、揚げたて熱々の帆立フライと、しゃきしゃきレタス&トマトにタルタルソース。
帆立はジューシーでプリンプリンの食感。
揚げて熱を加えた事で、帆立の甘味が増しているような気がします。
そして意外とボリューミーで食べ応えも充分。
「帆立バーガー」美味しかった~
店内で食べましたが、テイクアウトしてサロマ湖畔で食べるのもいいかもしれません。
北海道網走の「オホーツク網走マラソンの旅ラン」を楽しんで来ました。
北海道は広いので、旅ランのプラン作成にはちょっと余裕を持たせて、ゆっくりじっくり楽しんできてくださいね。
オホーツク網走マラソンのレースレポートはこちら
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